WBSSバンタム級トーナメント決勝

2019年11月7日
さいたまスーパーアリーナ
WBSSバンタム級トーナメント決勝
井上尚弥VSノニト・ドネア

2019年5月19日
イギリス スコットランド
グラスゴーで行わた、
WBSSバンタム級トーナメント準決勝
井上尚弥選手にとって、一番の難敵といわれた
IBFチャンピオン エマヌエル・ロドリゲス戦を
2RTKO勝ちという衝撃の戦いから約5か月後。
ついに、レジェンドの元5階級制覇王者
ノニト・ドネアとの頂上決戦。
舞台は、さいたまスーパーアリーナ
私は抽選で、指定席C(3万円)が当たり
当日11月7日、
さいたまスーパーアリーナへ参戦。

18時開場でしたが、
既に多くの人々が来場しており、
試合開始前でも熱気がムンムンでした。

井上尚弥選手の試合の前に
弟の拓真選手とウバーリとの
WBC世界バンタム級王座統一戦が
行われました。
試合は、惜しくもウバーリの判定勝ち。
ウバーリは筋肉隆々という感じで
パンチが強い印象。
拓真選手も前半良かったが、
攻め手に欠き、惜しくも敗退。

そして、いよいよ
WBSSファイナルが始まる。

まずはドネア選手の入場。
いやあ、レジェンドをまじかで観た、感動。

そして、いよいよ
我らがモンスター井上尚弥選手の入場。

試合開始のゴング

1Rは井上尚弥選手、いい感じ!!
スピードがやはり、井上選手の方が
ドネア選手より断然早い。
これは早い段階で井上選手がKOするのでは、
と思った矢先の2R。
攻勢に進めていた所に
一番注意していた、ドネアの左フックが
井上選手の右目に当たる。
パンチが速いので、あまりよく見えず
会場ではそれほどではないのかなと
いう感じでしたが、そこから
井上選手の攻撃があまりでなくなりました。
どうしたんだろう、という印象でしたが
アナウンスで、井上選手が
2Rのドネアの左フックで
右目をカットしたと判明。
それを聞いた会場では、どよめきがあり
大丈夫かなと心配の声が上がりました。

試合はその後、一進一退の攻防が続きました。
井上選手はいつも短いラウンドで
KO勝ちしていたので、ラウンドが進むにつれ
スタミナが大丈夫かなと思って
観ておりましたが、
全然心配なく、闘志みなぎる
戦いをしており、
ドネア同様、神々しく
凄い試合だな、途中から
時間を忘れて観戦していました。

試合が動いたのは9R。
ドネアの右ストレートが
井上選手の顔面をとらえる。
たまらず、クリンチ。
ここでドネアはあえてラッシュを
かけませんでした。
恐らく、井上選手の目が死んでいないので
カウンターを恐れて
一機にいかなかったのだろうと
思いました。
ここでダウンを奪われず、
10Rから元に戻った戦い方。
ここが、井上選手の真骨頂を
私は見た思いです。
今まで、早いラウンドで
勝っていたので、
長いラウンド、非常に強い相手と
戦った時に、どうかなと思っていましたが、
本当に紛れもない、
強い日本のボクサーが出てきたな
と会場で、目頭が熱くなりました。
そして、運命の11R。
井上選手の左ボディーが
ドネアをとらえる。
たまらず、ドネアがダウン。
レフリーのカウントに
賛否両論ありましたが、
ドネアは流石だなと
思った個所でもあります。
そのまま試合は最終12R。
そして、終了のゴング。

~総評~
凄い試合だった、
現地に観に行って良かった、
お互い、
最強剣士が戦っている感じ、
そしてお互いリスペクトし、
最高・最強の戦いだった。
判定は井上選手勝利!!
バンタム級のチャンピオンの中の
チャンピオン。
本当におめでとうございます。
これから
世界のモンスターが羽ばたく
瞬間を観れた感動。
又この試合で更に井上選手が
強くなった、相手がドネアだから
ここまで引き出された。
ドネアの引き際が観ていてつらかったが
本当にいい試合だった。
ドネア、有難う。

そして、
私自身、こんな凄い
日本のボクサーがいて
そのボクサーの試合を
現地で観れたことに感謝し、
引き続き、
この日本の宝を応援していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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