2019年12月23日
横浜アリーナ
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
村田諒太VSスティーブン・バトラー
2019年12月23日 イブ前夜
横浜アリーナで
トリプル世界戦が行われました。
この日のカードは凄い、
よくこんな試合で
チケットが取れたなと感謝。
私はアリーナB席(3万円)で観戦。
まずは、まさかこの人が。。。
ロマゴン=チョコラティーノこと
ローマン・ゴンザレス
言わずと知れた、
軽量級界スーパースター。
過去、パウンドフォーパウンド1位。
この日は、シーサケット戦からの復帰戦。
見事、往年のラッシュを思わせる
右ボディーで2RTKO勝利。
又、世界を狙いたいと。応援しています、
頑張れロマゴン!!
そして、次の試合は
拳四郎改め、寺地拳四郎選手の世界戦。
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
相手はフィリピンのペタルコリン選手。
拳四郎選手の試合は、
今まで観ていて、
危なげない試合が多く、
試合の駆け引きや、
ボクシングのうまさが
際立っているといつも思う。
特に上体が立っている感じで
バックステップ&踏み込みの
タイミングが抜群にうまい!!
この日も危なげなく、ボディーが連打し
4RKO勝利!!
この人は本当にボクシングがうまく
強いな、これから統一戦や
軽量級で強い選手と是非対戦し、
世界的に有名になってもらいたい。
そして、激闘王 八重樫選手。
IBF世界フライ級タイトルマッチ
相手は王者南アフリカのムザラネ選手。
技巧派でディフェンスがうまいボクサー。
八重樫選手はこの試合が最後という
意気込みでの試合。
前半は足を使って、うまく戦う。
チャンピオンはガードを上げて
前に出てくるが、
八重樫選手のコンビネーションある
戦いに手を焼いている印象。
八重樫選手は凄くいい戦いをしている、
こんなにうまい選手なんだと
改めて、ボクシングスキルに感心。
しかし、4R。
激闘王が目を覚ます。
至近距離で撃ち合うようになり、
相手のパンチをもらう回数が多くなる。
チャンピオンの防御は鉄壁で
なかなか崩せない。
そして、ついに9R
レフリーストップ。
何で、途中で激闘になるんだろう。
あれだけアウトボクシングもうまいのに
距離を取って、試合終盤で
勝負でもいいのに、と
個人的に思いました。
でも、それが激闘王
人々の記憶に残る名選手の
戦いなのかなと思いました。
そして、いよいよ
我らが、村田諒太選手の入場。
ボクシングの中で、
最も難しい、そして偉大な階級。
過去には伝説的なチャンピオン達、
ハグラー・ハーンズ・レナードが
しのぎを削った階級。
日本人が偉大な階級でチャンピオンという
歴史的な試合を是非観てみたい。
相手は、スティーブン・バトラー。
KO率80%のハードパンチャー。
第1R、体格的に村田選手の方が
大きい印象。
バトラーは距離を取って
戦うと思ったが、結構接近してる。
いつ村田選手の右ストレートが
炸裂するか。
第2R、村田選手はバトラーの
右を警戒して、左のガードを
上げている。
序盤はお互い様子見の印象。
いやあ、ミドルクラスだと
一発の破壊力が凄いから
一瞬一瞬に目が離せない。
村田選手の左のジャブから
ガード越しの右ストレートが
凄い!!
バトラーも村田選手の
右ストレートを打った後の
カウンターを狙っている。
緊迫した状況の中、
そして、第5R
ダメージを受けたバトラーが
村田選手の左フックをもらい
ダウン、レフリーストップ。
いやあ、強いな。
村田選手=侍という印象。
気持ちが本当に強い。
バトラーとのリマッチを制し、
若き強い挑戦者を退ける。
いよいよ、
村田選手が望む
強い相手、レジェンドとの試合が
出来ることを願っており、
いつまでも
日本でこのミドルという
凄い階級の偉大なチャンピオンの
試合を観れることを
楽しみに、今後も
応援していきます。