初めての大田区総合体育館
日時:2022年7月13日(水)
場所:大田区総合体育館
井岡の世界戦・比嘉大吾の再起戦
堤駿斗のデビュー戦など
好カード目白押し。
是非行ったことがない、
大田区総合体育館に行きたいと思い、
チケットを事前に「チケットぴあ」で無事入手。
そしていざ、当日試合会場へ。
座席は、指定A席=¥10,000ですが
一枚板の席で、段差があり
思ったより、見やすい。
会場の大きさも丁度よく、
アリーナに比べると、
ボクシング観戦は断然こちらがいいですね。
プロデビュー戦
フェザー級8R
堤駿斗(アマ13冠)
VS
ジョン・ジェミノ
(OPBFフェザー級5位)
「井上尚弥2世」と言われ、
注目の「アマ13冠」堤駿斗。
いきなり、A級ライセンスで
しかも対戦相手はOPBF(東洋太平洋)5位という
異例のデビュー戦。
試合は、本当にプロデビュー戦?という
堤駿斗の戦いぶり。
防御から攻撃のリズムもよく、
相手もいきなり、
東洋太平洋級のランカーの為
倒すことは出来ず、
最終ラウンドの8Rまで行き、
勝敗は判定へ。
判定の結果、3対0で
堤駿斗の勝ち、
デビュー戦を白星で飾りました。
試合を見た感想は、
アマ経験が長いだけあって
技術とスピードは既に
世界トップレベルかなと。
後はプロで通用する
パンチのパワー・当て感を磨き上げたら
本物になるのでは。
今後が楽しみ、
アマとプロでは戦い方が違いますが
プロの戦い方に慣れてくれば
まだ22歳、
世界チャンピオンも視野に入ってくると
思うので、順調に怪我無く
進んでいってもらいたいですね。
・バンタム級8R
比嘉大吾
(元WBC世界フライ級王者
日本バンタム級1位)
VS
フローイラン・サルダール
(OPBFバンタム級10位)
比嘉大吾の再起戦。
個人的には一度、現地で
比嘉大吾の試合が観たいと
思っていたので、
願ってもない試合。
試合は、比嘉大吾の試合らしく
打ち合いに。
しかし、相手も強い。
かませ犬的な選手かなと思っていましたが、
とんでもない。
途中、いい右のカウンターを相手からもらい
比嘉大吾が痛恨のダウン。
倒れ方が、やな倒れ方だったので
やばいと思いましたが、
何とかクリンチで逃れ、体力回復を図る。
最終の8Rまで、打ち合いが続き
勝敗は判定へ。
何とか、比嘉大吾が勝ちました。
いやー、冷や冷やした。
試合を見た感想ですが、
個人的には、バンタムでは
フレームが小さい気がします。
ウェイトの問題がありますが、
パンチ力もあるので
スーパーフライなら
世界で戦えるのかなと思いました。
これから、バンタム級で戦っていくのは
大変かと思いますが、
引き続き応援します。
頑張れ、大吾!!
・WBO世界フライ級
タイトルマッチ
王者 井岡一翔
VS
挑戦者 ドニ―・ニエテス
(同級1位)
因縁のリマッチ。
前回は、井岡が惜しくも2対1の判定負け。
井岡にとっては、
同じスーパーフライで
今後を見据え、
ロマゴンやエストラーダとの闘いを前に、
元4階級王者とはいえ、
40歳を迎えたニエテスには、
是非いい内容で勝っておきたい試合。
試合は、本当にレベルの高い
強いもの同士が戦っているような試合。
距離感を意識しつつも、
井岡の左ジャブが有効に
ニエテスの顔面にヒットする。
初めて井岡の試合を生で観ますが
「距離感・ディフェンス・試合運び」
本当に凄い。
井上尚弥とは又違った
強さを感じました。
試合は、ニエテスがカットするなど
井岡ペースで進み、
12R終了。
判定、3対0で文句なく
井岡の勝利。
井岡は綺麗な顔で
ニエテスから結構、
右のオーバーハンドなど
打たれた印象ですが、
瞬間でパンチの強度を落とすなどの
高等技術で、打たれていないんですね。
この技術は本当に凄いと思いました。
年末恒例の試合、
ここ自分の庭と呼べる
大田区総合体育館で
是非、統一戦が実現されると
いいですね。
期待します。
井岡選手は、ボクサーとして
本当に強く、完成されていますね。
メイフェザー同様、
今までもあまり打たれていないので、
今後も十分いける。
是非、統一戦を!!