皆さん、こんにちは!!
3shingoと申します。
百田尚樹さん著の
「風の中のマリア」、
読んだ感想を
書かせていただきます。
3shingoと申します。
百田尚樹さん著の
「風の中のマリア」、
読んだ感想を
書かせていただきます。
~初めに~
今回は、
百田尚樹さんが書いた小説では珍しい
「オオスズメバチ」の生態や生涯を
描いた小説
「風の中のマリア」を読みました。
百田尚樹さんが書いた小説では珍しい
「オオスズメバチ」の生態や生涯を
描いた小説
「風の中のマリア」を読みました。
何で私がこの小説を読もうと
思ったかというと
1)百田尚樹さんの他の小説を読みたい
※出来ればあまり有名ではない小説
2)他の百田直樹さん著の
「カエルの楽園・ボックス」を読み、
長編だけど今回は1冊で完結する話がいい
※「ボックス」が上・下2巻だったので、
素晴らしい青春小説でしたが、長かった
思ったかというと
1)百田尚樹さんの他の小説を読みたい
※出来ればあまり有名ではない小説
2)他の百田直樹さん著の
「カエルの楽園・ボックス」を読み、
長編だけど今回は1冊で完結する話がいい
※「ボックス」が上・下2巻だったので、
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3)注釈で「オオスズメバチ」を擬人化した
小説・物語に興味あり
(私は昔から、虫や動物ものに興味がある)
上記理由で購入しました。
小説・物語に興味あり
(私は昔から、虫や動物ものに興味がある)
上記理由で購入しました。
ページ数=約300ページと
丁度、小説としては中編といった
感じでしょうか。
短すぎもなく又長すぎるという感じでもなく、
虫の世界・オオスズメバチの世界に入り
あっという間に読破しました。
丁度、小説としては中編といった
感じでしょうか。
短すぎもなく又長すぎるという感じでもなく、
虫の世界・オオスズメバチの世界に入り
あっという間に読破しました。
私なりに、
そんなオオスズメバチの
生態・生涯を描いた
「風の中のマリア」の書評を
書かせていただきます。
そんなオオスズメバチの
生態・生涯を描いた
「風の中のマリア」の書評を
書かせていただきます。
~内容~
舞台は、ある一つの巣(帝国)で生まれた
メスのオオスズメバチ=ワーカーの
生い立ちから成長、宿命、
そして最後(死)までを描いた物語。
メスのオオスズメバチ=ワーカーの
生い立ちから成長、宿命、
そして最後(死)までを描いた物語。
メスのオオスズメバチの名前は「マリア」
ワーカーとして生まれる。
ワーカーとして生まれる。
ワーカーとは、
女王バチ=1匹より生まれたメスバチで、
常に狩り=戦いを行い、エサを取り、
それを帝国繁栄の為、巣に持ち帰り、
妹たち=幼虫にエサを与えるハチのこと
女王バチ=1匹より生まれたメスバチで、
常に狩り=戦いを行い、エサを取り、
それを帝国繁栄の為、巣に持ち帰り、
妹たち=幼虫にエサを与えるハチのこと
マリアのあだ名は「疾風のマリア」
飛ぶ速度が速く、
又戦闘能力も高い、
帝国内でも特に優れたワーカー。
又戦闘能力も高い、
帝国内でも特に優れたワーカー。
マリアは、
ただひたすらに
自身の任務=ワーカーとしての任務を
全うすることだけを考え、
帝国の繁栄のみを願い、
ひたすら狩りを続ける。
ただひたすらに
自身の任務=ワーカーとしての任務を
全うすることだけを考え、
帝国の繁栄のみを願い、
ひたすら狩りを続ける。
そして、巣(帝国)の始まりから繁栄、
衰退、女王バチの死や受け継がれる思いを
オオスズメバチの生態と一緒に
細かく描写された、
ある意味学術的な素晴らしい小説。
衰退、女王バチの死や受け継がれる思いを
オオスズメバチの生態と一緒に
細かく描写された、
ある意味学術的な素晴らしい小説。
~感想~
「オオスズメバチ」の
幼少の頃からの自分のイメージとしては
幼少の頃からの自分のイメージとしては
1)狂暴、虫の中で最強=王者
2)人間をも襲う、戦闘マシーン、
黒いものに反応する=攻撃的になる
3)どんな虫も殺し、食べる
4)巣がでかく、あまり群れていないく、
一匹で行動するイメージ
5)山にいる、夏場に狂暴化する
6)ハチの中でも、デカい、見た目こわい
7)針が猛毒で、ミツバチみたいに
一度刺しても死なず、何度でも刺せる
2)人間をも襲う、戦闘マシーン、
黒いものに反応する=攻撃的になる
3)どんな虫も殺し、食べる
4)巣がでかく、あまり群れていないく、
一匹で行動するイメージ
5)山にいる、夏場に狂暴化する
6)ハチの中でも、デカい、見た目こわい
7)針が猛毒で、ミツバチみたいに
一度刺しても死なず、何度でも刺せる
上記のようなイメージがありました。
そして、小説を読み、
初めて本当の「オオスズメバチ」の生態が
わかりました。
初めて本当の「オオスズメバチ」の生態が
わかりました。
1)寿命=羽化してから約30日
2)ほとんどのオオスズメバチは、
ワーカーでメスバチ
3)ワーカーのメスバチは、交尾をしない
4)オスバチは交尾のみの為に生存。
交尾を出来ずに死ぬものがほとんど。
又交尾をしたら死に、巣の中で生活しない
5)オオスズメバチの成虫は
虫などの肉を食べない、幼虫のみ肉を食す。
成虫は幼虫からでる、蜜のようなもので生き、
そして体力が回復する。など、上記はほんの一部ですが、
今まで知らなかったオオスズメバチの生態が
細かく記述されています。
2)ほとんどのオオスズメバチは、
ワーカーでメスバチ
3)ワーカーのメスバチは、交尾をしない
4)オスバチは交尾のみの為に生存。
交尾を出来ずに死ぬものがほとんど。
又交尾をしたら死に、巣の中で生活しない
5)オオスズメバチの成虫は
虫などの肉を食べない、幼虫のみ肉を食す。
成虫は幼虫からでる、蜜のようなもので生き、
そして体力が回復する。など、上記はほんの一部ですが、
今まで知らなかったオオスズメバチの生態が
細かく記述されています。
よくこんなに細かく調べられたと
作者の研究・探求心に脱帽。
そして、そんなオオスズメバチを擬人化し、
宿命や受け継がれる歴史を見事に描いた
素晴らしい小説。オオスズメバチのワーカーとして生まれ、
他の生物のようにオスを求めることや
種の存続などもない。
ただひたすらに、
ワーカーとしての短い生涯を
力強く生きていく、
マリアの生涯に非哀を感じ、最後は悲しく、
感動し、涙が出ました。
作者の研究・探求心に脱帽。
そして、そんなオオスズメバチを擬人化し、
宿命や受け継がれる歴史を見事に描いた
素晴らしい小説。オオスズメバチのワーカーとして生まれ、
他の生物のようにオスを求めることや
種の存続などもない。
ただひたすらに、
ワーカーとしての短い生涯を
力強く生きていく、
マリアの生涯に非哀を感じ、最後は悲しく、
感動し、涙が出ました。
そして、虫にも魂がある、
全ての生物に命があり、
かけがえのないものと
改めて痛感しました。
全ての生物に命があり、
かけがえのないものと
改めて痛感しました。
~最後に~
大げさな表現になりますが、
この小説を読んで、
自分が人間として生まれ、
何の為に生きているのか。
又自分の為すべきことは何なのかなど、
考えさせられました。
この小説を読んで、
自分が人間として生まれ、
何の為に生きているのか。
又自分の為すべきことは何なのかなど、
考えさせられました。
生き方などに悩まれている方の参考に、
そして単に、昆虫に興味がある方でも
非常に読みやすく、
また感動する小説です。
そして単に、昆虫に興味がある方でも
非常に読みやすく、
また感動する小説です。
是非、一度読んでみては!!
「風の中のマリア」おススメですよ。
「風の中のマリア」おススメですよ。
~余談~
しかし、作中に描かれている
オオスズメバチは、本当に強いですね。
私のイメージでは、
ドラゴンボールの
・巣(帝国) =惑星 ベジータ
・オオスズメバチ=サイヤ人
・マリア =カカロット(孫悟空)
といった感じでしょうか?
オオスズメバチは、本当に強いですね。
私のイメージでは、
ドラゴンボールの
・巣(帝国) =惑星 ベジータ
・オオスズメバチ=サイヤ人
・マリア =カカロット(孫悟空)
といった感じでしょうか?
顎が強力、
戦闘能力異常!!
戦闘能力異常!!
最後まで
お読みいただき、
有難うございました!!
お読みいただき、
有難うございました!!