考察 高校野球史上最高チーム=1998年度横浜高校~3つの理由~

考察 高校野球史上最高チーム
”1998年度横浜高校”
  ~3つの理由~

~初めに~

皆さんも大好きな高校野球そして甲子園。
歴史もあり、今まで数々の強い高校や
ドラマティックな高校など皆さんも
記憶に残っている高校があるとおもいます。

そして、今までどのチームが
史上最高かなど話題にものぼりますよね!!

私が考える高校野球においての
歴史上最高チームは
”1998年度横浜高校”です。
※結構皆さんも一緒のかた
多いですか?(笑)

史上最高の定義は
人によっていろいろと
あるかと思います。

私が考える、
高校野球での史上最高の定義は
3つあります。

①強さ=1年間の戦績
②ドラマティック性
=激闘・ライバル

③スター性=超高校級を超える選手

上記、3つを含めたチームこそが
1998年度横浜高校になります。

これから、3つの理由を
お話させていただきます。
「え~、俺は違うな、PLだよ」
という方も多いと思います。
皆さんも、ご自身が思う
最高チームと比較して
みていただければと思います。

~強さ=1年間の戦績~

長い資料ですが、新チームになってからの
公式戦戦績を記載させていただきます。

☆1998年度新チーム発足後の戦績
秋季大会
・神奈川県大会横浜地区予選
 リーグ戦 ○11-1 市ヶ尾
 リーグ戦 ○10-0 氷取沢
 リーグ戦 ○14-4 鶴見工
・神奈川県大会
 2回戦  ○4-3 藤嶺藤沢
 3回戦  ○14-0 茅ヶ崎西浜
 4回戦  ○8-4 東海大相模
 準々決勝 ○7-1 川崎北
 準決勝  ○7-1 横浜商
 決勝   ○9-0 日大藤沢
・関東大会
 準々決勝 ○11-1 水戸商(茨城)
 準決勝  ○9-0 浦和学院(埼玉)
 決勝   ○2-1 日大藤沢(神奈川)

☆初優勝

・第28回明治神宮大会
初出場
【準々決勝】
横浜  110 000 120=5
豊田西 100 000 000=1
(横)松坂-小山
(豊)永谷、松下-寺田
▽本塁打 小池、後藤(横)
【準決勝】
国士舘 000 002 000=2
横浜  201 020 00×=5
(国)竹内、鎌田、山本-森、茂久田
(横)松坂-小山、堀
▽本塁打 小池2(横)
【決勝】
横浜   022 000 010=5
沖縄水産 000 000 030=3
(横)松坂-小山
(沖)宮里、新垣-玉城、狩俣
初優勝
・第70回記念センバツ高校野球大会
(2年ぶり8度目の出場)
【2回戦】
報徳学園 000 000 002=2
横浜   000 110 40×=6
(報)松村、南、光原-大角
(横)松坂-小山
【3回戦】
東福岡 000 000 000=0
横浜  000 001 11×=3
(東)村田-大野
(横)松坂-小山
▽本塁打 後藤(横)
【準々決勝】
横浜 010 201 000=4
郡山 000 000 000=0
(横)松坂-小山
(郡)竹村-川原
【準決勝】
横浜   000 000 021=3
PL学園 000 002 000=2
(横)松坂-小山
(P)稲田、上重-石橋
【決勝】
横浜  010 000 200=3
関大一 000 000 000=0
(横)松坂-小山
(関)久保-西本
25年ぶり2度目の優勝
春季大会
・神奈川県大会
 3回戦  ○10-0 柏陽
 4回戦  ○12-2 川崎北
 準々決勝 ○4-0 慶応
 準決勝  ○4-0 横浜商
 決勝   ○17-8 東海大相模
・関東大会
 2回戦  ○3-0 埼玉栄
 準々決勝 ○1-0 八千代松陰(千葉)
 準決勝  ○6-5 坂戸西(埼玉)
 決勝   ○1-0 日大藤沢
2年連続5度目の優勝
・第80回全国高校野球選手権記念東神奈川大会
 2回戦  ○6-0 神奈川工
 3回戦  ○10-0 浅野
 4回戦  ○10-0 武相
 準々決勝 ○12-0 鶴見工
 準決勝  ○25-0 横浜商大高
 決勝   ○14-3 桐光学園
2年ぶり8度目の優勝
・第80回全国高校野球選手権記念大会
(2年ぶり8度目の出場)
【1回戦】
柳ヶ浦 001 000 000=1
横浜  010 010 04×=6
(柳)大崎-中野
(横)松坂-小山
【2回戦】
鹿児島実 000 000 000=0
横浜   000 001 05×=6
(鹿)杉内-森山
(横)松坂-小山
▽本塁打 松坂(横)
【3回戦】
星稜 000 000 000=0
横浜 102 020 00×=5
(星)米沢-柳瀬
(横)松坂-小山
▽本塁打 小池(横)
【準々決勝】
横浜   000 220 010 010 000 12=9
PL学園 030 100 100 010 000 10=7
(横)松坂-小山
(P)稲田、上重-石橋、田中雅
▽本塁打 小山、常磐(横)
【準決勝】
明徳義塾 000 131 010 =6
横浜   000 000 043x=7
(明)寺本、高橋、寺本-井上
(横)袴塚、斉藤弘、松坂-小山
▽本塁打 藤本、谷口(明)
【決勝】
京都成章 000 000 000=0
横浜   000 110 01×=3
(京)古岡-吉見
(横)松坂-小山
▽本塁打 松本(横)
18年ぶり2度目の優勝
・第53回かながわ・ゆめ国体(神奈川)
18年ぶり4度目の出場
【準々決勝】
日南学園 110 000 000=2
横浜   001 010 01×=3
(日)春永、川崎、黒木徹、梅屋-松山
(横)袴塚、白石、斉藤弘、松坂-小山
▽本塁打 吉武(日)常磐(横)
【準決勝】
星稜 000 101 000=2
横浜 535 102 20×=18
(星)米沢、安田、米沢-柳瀬
(横)袴塚、白石、斉藤弘、松坂-小山
▽本塁打 松本、小池(横)
【決勝】
京都成章 000 000 100=1
横浜   110 000 00×=2
(京)古岡-吉見
(横)松坂-小山
18年ぶり2度目の優勝
公式戦44戦全勝
神宮、選抜、選手権、国体の4冠達成!

※参考例
2018年大阪桐蔭(根尾・藤原選手黄金世代)
戦績 41勝1敗
(1敗は明治神宮大会 創成館)
それでも、1敗のみですから
凄いですよね、このチームも。
2年間の甲子園(4回)戦績が凄すぎ!!
(選抜 優勝2回 選手権 優勝1回)

2021年現在 1年間を通し、
本当の意味での「公式戦無敗」は
1998年横浜高校のみです。

松坂投手以外に、
小山選手・後藤選手・小池選手と
非常にバランスの取れた
好走守のレベルの高いチーム。
後半の逆転する集中打は
本当に凄いですよね。

松坂投手は当然凄いですが、
松坂投手だけでは、優勝は出来たかな?
他の野手の
鉄壁の守備・細かな隙のない攻撃
そして、終盤の集中打あっての無敵チーム。

松坂投手とのバランス=チームバランスが
本当にハマっていたチーム。

~ドラマティック性・ライバル~

特に夏の甲子園での
激戦=ドラマティックな
戦いを鮮明に覚えている方も
多いかと思います。
今でも、語り継がれる
最高の試合です。

①1998年夏の選手権
~準々決勝  PL学園戦~
【準々決勝】
横浜   000 220 010 010 000 12=9
PL学園 030 100 100 010 000 10=7
(横)松坂-小山
(P)稲田、上重-石橋、田中雅
▽本塁打 小山、常磐(横)

延長17回のまさしく、死闘です。

横浜が点を取っても、PLが取り返す。
春のセンバツでも、準決勝で対戦しておりますが、
横浜高校の1番の好敵手がPL学園でした。

まさに、東と西の横綱同士の戦い、
技術・意地のぶつかり合いの
最高峰の戦いでした。

この時のPLは本当に強かった。
横浜高校がいなければ、優勝できたでしょう。

②1998年夏の選手権
~準決勝 明徳義塾戦~
【準決勝】
明徳義塾 000 131 010 =6
横浜   000 000 043x=7
(明)寺本、高橋、寺本-井上
(横)袴塚、斉藤弘、松坂-小山
▽本塁打 藤本、谷口(明)

昨日のPL戦で、松坂投手は250球を
投げており、この試合は序盤より
投げておりません、レフトで4番でした。

明徳義塾の打倒 横浜への執念が凄く
8回表まで、6対0で明徳義塾が
リードしておりました。

私も当時TVで観ていて、
もう横浜はダメかと思っておりましたが、
8回裏に、やっと打線が繋がり
4点を返します。

そして、ブルペンで
松坂投手が投球練習を開始し、
9回表、右腕のテーピングを外し
マウンドに向かいました。

この時の甲子園の歓声・雰囲気は
本当に凄かった!!
ただ一人の投手に全ての人の視線が
注がれました。

私も観ていて、
テーピングを外したシーンは
涙が出ました。

そして、9回裏
横浜が奇跡の大逆転で
3点取り、サヨナラで勝利しました。
※明徳の選手全員が倒れて起き上がれず
可哀そうでしたね。

正に、負けると思っていても
エースが投げると逆転する。
神がかっているという言葉が
本当に似合うチームでした。

そして、決勝戦は京都成章戦。
松坂投手はノーヒットノーランを達成し、
劇的でドラマティックな夏の甲子園、
無敵の横浜高校が完成しました。

この夏の甲子園での
横浜高校の戦いは
小説や漫画でも想像できないくらい
凄いストーリーでした。

③ライバル

〇チーム
これは、もうPL学園・明徳義塾そして
地方大会・関東大会の決勝で何度も戦った
日大藤沢でしょう。
※日大藤沢は横浜高校以外(選抜は例外)
負けていないんですよね。
普段の年なら、
関東大会優勝・甲子園常連だったのに。
残念だったですね。。。

特に、その中でもPL学園は打線も凄く
投手力もあり、
優勝した1987年のチーム
(立浪・片岡・宮本・野村・橋本・岩崎)
にひけを取らないぐらい強いチームでした。

〇個人
村田投手(東福岡)・上重投手(PL学園)
杉内投手(鹿児島実業)・和田投手(浜田)
新垣投手(沖縄水産)・藤川投手(高知商)
森本選手(帝京)・寺本投手(明徳義塾)
館山投手(日大藤沢)


凄いメンバーですね。
これだけの凄い選手が
一緒の世代にいたことが、
横浜高校・松坂投手を更に強く
伝説化したのかもしれないですね。

~スター・超高校級を超える選手~

これは、当然
松坂大輔投手です。

※スタイルがかっこいいですね。
この頃、
丁度いい投手に理想的な体形をしている。
雰囲気もよくて、正に高校野球のエース
という感じです。

1998年春のセンバツ前から
すでに、超高校級投手・世代最高投手と
言われておりました。

※甲子園初登場時 初々しいですね

今までも、数々の選手・投手が
超高校級と言われてきましたが、
私は、
春のセンバツ甲子園に登場してから
夏の甲子園決勝でノーヒットノーランを
達成した段階で
超高校級を超えた選手だと思っております。

確かに球のスピード・投球術・戦績では
歴代最高投手と言われる
作新学園 江川投手
PL学園 桑田投手
の方が上かもしれません。

しかし松坂投手が他の
超高校級と言われた方々より凄いと思うのは
ボールの速さや三振、勝利数ではなく、

①マウンドでの立ち居振る舞い(姿)・オーラ


②球場全体・TVで観ている人・
チームメイトの心をつかむ
スター性

③負けない=試合を支配する、チームメイトが
松坂が投げれば負けないと思っている
ということです。

こんな選手は今まで観たことがなく、
一人で甲子園全体を「松坂劇場」
しているような感じを覚えました。
※「松坂世代」と個人名で言われるのも
松坂投手ぐらいですよね。

~最後に~

私が考察する、
高校野球史上最高チームを
書かせていただきました。

皆さんの中でも
個人的にこのチームが
史上最高だというチームが
あるかと思います。

現実的に対戦は不可能ですが、
高校野球に限らず
”どこが史上最強・最高か”
を考えるのは空想も広がり
楽しいですよね!!

☆「熱闘甲子園」
・1985年桑田・清原=PL学園(最後の夏)
・1998年松坂=横浜高校
・2006年斎藤・田中=早実、駒大苫小牧
今でも記憶に残る凄い試合が収められています。
私はこのDVDを観ても、やっぱり横浜高校だと
思いました(笑)
今観ても感動します、おススメですよ!!

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