井上尚弥2年ぶり国内世界戦～今後を見据えた試合＝戦い方・PPV～

～初めに～

2021年12月14日（火）
場所　両国国技館
ボクシング
WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ
井上尚弥（チャンピオン）
VS
アラン・ディパエン（挑戦者）

あのドネア戦以来の
井上尚弥約2年ぶりの
国内世界戦を現地観戦。

チケットは
大橋ボクシングジムで抽選。
初の両国国技館観戦、
過去の現地観戦経験から
今回は、スタンド席のA席を
第一候補にし、見事当選。
チケット代＝30,000円

試合当日、
私は、たまたま休日だったので
15時開場でしたが、
15時30分に両国国技館に到着。

※両国駅改札　憧れの千代の富士関

※入口まえの絵＝武道館という感じ満載

まだ、メインイベントの
井上尚弥の試合時間までありましたが、
結構平日でも多くの観客の方が
来場していました。

私の席は、スタンド席＝2階の
向正面の1列。
凄い見やすい席で
アリーナより、良かったです。

第一試合から観戦し、
セミファイナルの
WBO世界ミニマム級タイトルマッチで
見事に11R、挑戦者の谷口将隆選手が
チャンピオンのウィルフレッド・メンデスに
TKO勝ちし、念願の王座奪取に成功。
その後のメインイベント
井上尚弥選手の試合を観戦。
８Rまで観れてよかったし、
最後、井上尚弥選手のKOを観れて
良かった。

※試合後、規制退場でしが、人混みが凄かった！！

※皆、井上尚弥の試合を8回観れて
満足して帰られました。

※両国駅　「満員御礼」ですね（笑）

そして、井上尚弥選手の試合を
現地観戦しての感想や今後に向けて、
見えてきた戦い方、
又初のＰＰＶによる観戦について、
私なりに述べさせていただきます。

～試合展開～

井上尚弥選手の力量と
今回の対戦相手では
かなりの差があるので、
早い回でのＫＯ勝利が濃厚と
開始当初大方の予想でした。

試合は一方的な展開で、
井上尚弥選手の公開スパーリング的な
印象でしたが、
相手がタフで、なかなか倒れない。
よく、あんなにボディーブローを打たれても
倒れないと感心しておりました。
判定まで行くのかなと
思っていましたが、8回にTKOで勝利し、
見事、
井上尚弥選手が防衛に成功しました。

当初は、早いラウンドで
井上尚弥選手がＫＯで勝つのかなと
思っていましたが、
相手がタフなおかげで、
8回も観れて良かった。

井上尚弥選手は、
色んなパンチの打ち方を
試しているようで、
特に左のジャブに
角度や強弱をつけたりして
重点を置いているように
感じました。

しかし、ディパエン選手は
タイのムエイタイ出身ということもあり
蹴りなども受けていた経験から
本当にタフでしたね。
普通の選手なら、もっと早いラウンドで
ボディでKOされていたと思います。
挑戦者の勇気に拍手です。

～今後に向けて～

今回の試合＝対戦相手は
ある意味、
次の階級＝スーパーバンタムに向けて、
いい経験になったのではと
個人的に思っております。
・相手が想像以上にタフ
・一発のパンチではなく、色んな
パンチやコンビネーションを試せた。

今後上がるであろう、
スーパーバンタム級だと
相手も大きく、強くなります。
いくら井上尚弥選手でも、
一発のパンチでは、
KOするのも難しくなり、
もしくは状況によって戦い方を変える
必要性も出てきます。

本来、井上尚弥選手は
パワーボクシングではなく、
スピード＆テクニックに秀でた
万能型のボクサー。

今までは実力差がかなりあるので、
早い回で終わっていましたが、
今後はドネア戦のような
戦いが増えるように思えます。

しかし、今がピークの井上尚弥選手の
潜在能力や更に強いボクシングが
観れると思うので、
早く、スーパーバンタムに上げて
欲しいですね。

～PPV観戦（私感）～

今までの井上尚弥選手の試合は
民放だと、フジテレビ。
衛生放送だと、WOWOWで
観戦できましたが、
今回は、初めて
民放ではなく、
PPV＝ひかりTV・AmebaTV
による視聴制限を設けての
観戦になりました。

PPVでは、当然視聴料金を
払わないと見れませんが
この件については
皆さんからも賛否両論があるかと
思います。

「井上尚弥という国民的なボクサーの
試合が何で、みんなが観れる
民放でやらないんだ。
ボクシングを普段観ない
一般の人も観れるチャンスじゃないか」
という、声も聞かれていました。

確かに、井上尚弥選手の試合が
国民の皆さんに広く観ていただくのは
民放がいいかと思います。

今回のPPV視聴について
私の私見を述べさせて
いただきます。

私は、今回のPPV視聴には賛成です。
理由は
・コロナ禍で試合数が限られている
→試合数が少なく、観客数も限られている
ファイトマネーに影響が出る。
・天才ボクサー井上尚弥選手だから
→ただのボクシング世界チャンピオンではなく、
今後日本で、これだけのボクサーが
出てくるかわからない。

野球やサッカーのように、
国民的なスポーツではなく、
年に数試合しか出来ない
過酷なスポーツなので、
1試合に対する価値が
他のスポーツとは違うと
個人的に思っております。

よって、今回のPPVの視聴制限を
実施したのはありかと。
又状況が変われば
民放でやるかも知れませんし。

※後日、12/19
WOWOWで放送されました

～最後に～

最初は、相手との力の差などで
高額なチケットを買ってまで
観に行かなくてもな。。。っと
思っていましたが、
やはり観に行って大正解でした。

・両国国技館が見やすい
→今まで、横浜アリーナや
さいたまスーパーアリーナで
井上尚弥選手の試合を、
もっと高額料金で観戦しましたが、
ほとんど見えない経験をしました。
現地の雰囲気を味わえて
良かったのですが、
今回は、井上尚弥選手の動きや
パンチも見えました。
大満足です。

・井上尚弥選手の国内での試合を
いつまで観れるかわからない
→コロナも落ち着いて
アメリカでの試合が増える可能性もあり、
又、ピークの時に
もう日本でこれだけのボクサーを
現地で観られるか、わからないからです。

これからも、
井上尚弥選手の試合は
見続けますが、
特に今後のスーパーバンタムに
上がった試合は楽しみで
しかたがない。

相手も強くなりますから、
素晴らしい試合が観れると
思います。

皆さんも、
是非、井上尚弥選手の試合を
現地観戦してみては。。。

最高ですよ！！