初めに
ある日の日経新聞（朝刊）の広告で
犬飼ターボさん著の成功小説
「ＣＨＡＮＣＥ（チャンス）」の
広告が載っていて、気になり、
Amazonで購入してみました。
文庫ということで、
持ち運びも便利で、
休日電車で移動中に読んでみました。
大まかですが、
「あらすじ」は、
今まで何をやってもうまくいかない
若者が、ふとしたきっかけで出会った
一人のメンターの課題や教えを受け、
挫折や困難を乗り越えて
成功者へと登り詰めていく成功小説。
素晴らしい内容で、
私自身も感情移入し、
読み終えた後、
気持ちが前向きになり
感動する小説です。
その中で、
私が感じた
「成功」するポイント3つ
・メンターの存在
・行動力
・修正力
を分析し、
述べさせていただきました。
※本編の具体的な内容や
個人名などは「ネタバレ」を
考慮し、割愛させていただきました。
抽象的にはなりますが、
ポイントを掴んで述べさせて
いただきます。
貴方様にとって、少しでも
参考になりましたら
幸いです。
メンターの存在
主人公は、大学を中退し
就職はせず、
自信で事業を開始します。
中々うまくいかない中
あるメンターと出合います。
そのメンターとの出会いで、
「方向性・事業の考え方」など
色々と重要なことを教わります。
このメンターの方がとにかく
事業人として、人として
素晴らしい人です。
又押し付けるのではなく、
自分で考えさせ、決断させるよう
促します。
自分で考え、行動し
失敗しても、むしろ褒め
貴重な経験をしたと喜びます。
こうして、メンターの教えとともに
主人公は成長していき、
又色々な人と繋がり
協力してもらい
事業は成功していきます。
このメンターに出会わなければ
主人公の事業としての成功は
無かったと感じます。
又メンターは事業の成功を
目指すのではなく、
人間としての成功を目指すよう
主人公に教えていきます。
誰しも、このようなメンターと出合い
教えていただければ
一番成功への近道と思いますよね。
しかし、現実的に
このようなメンターと出合う確率は
非常に少ないと思うんですよね。
私は、この小説を読んで
このような素晴らしいメンターに
出会わなくても
「本」がその代わりに
なれるのではと強く感じました。
まずは、自分の興味あることや
仕事の事は本で勉強し
教えを乞う。
行動力
主人公は、
メンターから教えを受ける条件として、
ある試練を達成できたら、ということでした。
その試練が2つあるのですが、
どれも厳しい。
・成功している方10人から話を聞く
・それとは真逆の浮浪者の方と1日寝食を共にする
しかし、主人公は
何が何でも、メンターから成功する秘訣を
教えてもらいたいと、プライドも関係なく
行動に移します。
このひた向きな、がむしゃらさこそ
大切なことで、まずは
「行動」してみる
という、一番大切なことを
主人公は身を持って経験します。
修正力
こうして、行動したことにより
反省点や課題、今後必要なことなどが
見えてくるようになります。
※本文でも、事業が軌道に乗る前
部下の素行を巡って、大きな問題に
ぶつかります。
又行動したことにより、
視野が広くなり、
色んな人との繋がりが出来、
助言をいただいたり、
手を差し伸べてくれたりします。
メンターはここでも、
失敗に対し、ダメだしをせず、
又主人公の判断や
正解を促すような教えをしていきます。
「失敗は成功の素」って
いいますよね。
最後に
素晴らしいメンター（師匠）と出合い、
自分の指針＝方向性・道が分かる。
そして、愚直に行動し、
その中で問題点を修正し、又行動する。
一番大事な事は
主人公の人柄が
「素直」で「誠実」な事。
素直で誠実な人柄には
周りに素晴らしい人が集まり、
又彼を手助けしてくれる。
この小説を読んで、
事業を目指すべく人以外にも
サラリーマンや老若男女問わず
色々と勉強させれる内容だと
つくづく感じました。
最後の箇所は
私も思わず泣いてしまいましたが
物語の内容や考え方や
今後に向けての自身の取り組み方など
本当に色んな人に
是非、読んでもらえたらなと
思います。
この犬飼ターボさん作の
成功小説シリーズは続編の
「ＤＲＥＡＭ（ドリーム）」
～成功者が教える魂の富の作り方～
別内容の
「ＴＲＥＡＳＵＲＥ
（トレジャー）」
～成功者からの贈り物～
といった、文庫本も発売されているので
是非買って読んでみたいと思います。
